microtime
解説 | 現在のUNIXタイムスタンプをマイクロ秒まで取得する |
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書式 | mixed microtime( [ bool return_float ] ) |
mixed microtime( [ bool 浮動小数点型フラグ ] ) |
|
引数 |
return_float
返り値を浮動小数点型で返すかどうか
|
返値 | 現在のUnixタイムスタンプをマイクロ秒まで測定した値 |
microtime()は現在時刻をマイクロ秒まで測定したUnixタイムスタンプを返します。
現在の時刻をマイクロ秒まで取得します。
浮動小数点型で取得するか、半角スペース区切りの文字列として取得するかは引数によって決定され、引数にTRUEを設定した場合には浮動小数点型の数値が返されます。
文字列として取得した場合には、以下の形式のようにマイクロ秒とUnixタイムスタンプを半角スペースで区切った文字列形式になります。左側がマイクロ秒・右側がUnixタイムスタンプです。
return_float
浮動小数点型フラグUnixタイムスタンプ情報を浮動小数点型で取得できるようにするフラグです。
但し、この引数はPHP5.0.0で追加された引数です。それ以前のバージョンでは引数はなく、常にmicrotime()として使用します。
現在時刻はローカルの設定に基づきます。PHPはサーバサイドスクリプトなのでローカルとはサーバマシンの事です。
※この関数はシステムコールgettimeofday()をサポートするオペレーティング・システム上でのみ使用可能です。(補足:LinuxやWindowsでは使用可能です。)
サンプルスクリプト
簡単な利用例
- echo microtime();
出力結果
0.93977500 1611228494
半角スペース区切りで、左側がマイクロ秒・右側がUnixタイムスタンプです
日時をマイクロ秒まで取得
- // microtimeの返り値をexplodeで分割して別々の変数に保存
- list($micro, $Unixtime) = explode(" ", microtime());
- $sec = $micro + date("s", $Unixtime); // 秒"s"とマイクロ秒を足す
- echo date("Y年m月d日 g:i:", $Unixtime).$sec;
出力結果
2021年01月21日 8:28:14.941274
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