gettimeofday
解説 | 現在の時刻を取得する |
---|---|
書式 | mixed gettimeofday( [ bool return_float ] ) |
mixed gettimeofday( [ bool 浮動小数点型フラグ ] ) |
|
引数 |
return_float
返り値を浮動小数点型で返すかどうか
|
返値 | 現在時刻の情報を持った連想配列または数値 |
gettimeofday()はローカルの現在時刻を取得する関数です。
ローカルの現在時刻の情報を持った連想配列または不動小数点型の数値が返されます。
連想配列で取得するか浮動小数点型で取得するかは引数によって決定され、引数にTRUEを設定した場合には浮動小数点型の数値が返されます。
キー | 値の意味 |
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sec | タイムスタンプの値 |
usec | マイクロ秒の値 |
minuteswest | GMTとの差を分で表わした値 |
dsttime | サマータイム補正の型。サマータイムなら1、そうでないなら0 |
return_float
浮動小数点型フラグローカルの現在時刻の情報を持った連想配列または不動小数点型の数値が返されます。
連想配列で取得するか浮動小数点型で取得するかは引数によって決定され、引数にTRUEを設定した場合には浮動小数点型の数値が返されます。
※この関数はOSのシステムコール、 gettimeofday(2) という機能から現在時刻を生成する為、 gettimeofday(2) がサポートされていないOS上では使えません。とは言っても、Linux、Solaris、Windowsなどの主要なOSでは使えるようです。
参考関数
- time() ---- 現在のUnixタイムスタンプを取得する
- microtime() ---- 現在のUNIXタイムスタンプをマイクロ秒まで取得する
- getdate() ---- 日付・時刻を連想配列にして取得する
- localtime() ---- 日付・時刻を配列または連想配列にして取得する
サンプルスクリプト
簡単な利用例
- print '<pre>';
- print_r( gettimeofday() ); // gettimeofdayの配列情報を全て出力
- print "</pre>\n";
出力結果
Array ( [sec] => 1618537048 [usec] => 198651 [minuteswest] => -540 [dsttime] => 0 )
gettimeofday()関数の配列情報の出力結果です。
usec(マイクロ秒)とmicrotime()の違い
- $now = gettimeofday();
- print 'gettimeofday()のusec―'.$now['usec']."<br />\n";
- print 'microtime()の出力―'.microtime();
出力結果
gettimeofday()のusec―199628
microtime()の出力―0.19967200 1618537048
microtime()の出力―0.19967200 1618537048
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