return
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return

return文

return文にはいくつかの機能がありますが、そのうちの1つが「スクリプトの実行を終了するって機能です。

まず、現在のスクリプト中にひょいっとreturnを書くと、現在のスクリプトを終了してしまいます。

  1. return;

と記述するだけですので、試してみて下さい。お試しする時は、return文の後に何かPHPの処理を書いておかないとreturnで終了したのかどうか分からなくなりますので、echo()文かprint()文あたりで出力命令でも書いておくといいです。

さて、先にお断りしておかなければいけないのですが、ここから先のreturn文に関しては私のサイトでまだ扱ってない(順番的にまだ先)PHPの処理を前提にして書かなければならないという事です。例えばユーザ定義関数や外部ファイルの読み込み、さらにはeval()関数なんていうまだ説明していない部分が当たり前のように出てきてしまいます。

本当は飛ばそうかとも考えたんですが、説明自体をさらっと書いておいて今現在は分からなくても当然とする事にしました(笑)。なので、ここからの説明が分からなくてもあまり気にしないで読み飛ばしても結構です。こんなんあるんだぁと頭の片隅にでも入れておいて、どんどん次に行って下さい。

そんな訳でreturn文のさらなる機能ですが、eval()関数という関数の中でも使え、これも「現在のスクリプトの実行を終了する」って機能になります。eval()関数っていうのは「文字列をPHPスクリプトとして評価して実行する」という関数ですが、つまり、return文は「実行しているスクリプトを中止する」って機能があります。

さらに、return文を一番使うのはユーザ定義関数の定義部分かと思います。ユーザ定義関数とは自分で作成できる関数ですが、この関数に返り値を持たせたい時に使用します。ユーザ定義関数の定義部で使用した場合、関数の実行を中止し、returnの引数となっている値を返り値として返します。

注意して欲しいのは、「値を返す」という機能以外に「実行を中止する」という機能も持っている事です。

関数??定義部??引数に返り値??と???が頭の中にいっぱいついても今は構いません。この部分はユーザ定義関数で詳しくやります。

さらにPHPには外部ファイルの読み込みって機能があります。外部のファイルを読み込むとヘッダ部分やフッタ部分の処理や出力(HTML含む)を共通化できたり、サイト全ての共通ファイルを作っておき、URLやメールアドレスを定数化しておいたりしてサイト管理を楽チンにできます。これにはinclude、include_once、require、require_onceという4つの文があります。

参考 外部ファイル読み込み

return文が読み込まれる外部ファイルに記述されていた場合にはreturnの部分で読み込み終了となり、以降の記述は読み込みません。return文に引数が与えられていた場合はその引数値がinclude、include_once、require、require_once文の返り値となります。つまり、ここでも「値を返す」という機能を持つわけです。

いろいろな場所で使えるreturnですが、機能をまとめると「実行を終了する」「値を返す」という重要な機能を2つ持っている事になります。

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