var_dump
解説 | 指定した変数に関する情報をダンプする |
---|---|
書式 | var_dump( mixed expression [, mixed expression ... ] ) |
var_dump( mixed 式 [, mixed 式 ... ] ) |
|
引数 |
expression
式
|
expression
式
|
|
返値 | なし |
var_dump()は引数に指定した式に関しての型や値を含む構造化された情報を返します。配列の場合はその構造を表示するために各値が再帰的に検索されます。
引数に指定した値の情報が返されます。
expression
式情報を得たい値を指定します。
expression
式第2引数以降に式を記述することで複数指定も可能です。複数指定する場合は , (カンマ)で区切ります。
print_r()よりも詳細な情報が含まれ、配列の場合は要素数と添え字・オブジェクトの場合はオブジェクト内部の変数の数やそれぞれの変数に関する情報が表示されます。
この関数の出力は見やすいようにフォーマットされているので、<pre>
タグを使うと見やすく表示する事ができます。
出力制御関数を使ってvar_dump()関数の出力結果をキャプチャーし、文字列に保存する事なども可能です。
参考関数
- print_r() ---- 指定した式に関する情報を解りやすく出力する
- var_export() ---- 変数の文字列表現を出力または取得する
サンプルスクリプト
簡単な利用例
- $var = 'abc'; // 3バイトの文字列型
- var_dump( $var );
出力結果
string(3) "abc"
配列の場合
- $fruit = array(
- "banana" => "バナナ",
- "orange" => "オレンジ",
- "apple"=> "りんご"
- );
- echo '<pre>';
- var_dump( $fruit );
- echo '</pre>';
出力結果
array(3) { ["banana"]=> string(9) "バナナ" ["orange"]=> string(12) "オレンジ" ["apple"]=> string(9) "りんご" }
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