PHPとは
PHPとは
PHPとは「PHP:Hypertext Preprocessor」の略です。こーゆー略した文字自体が正式名称に入ってるようなのを再帰的略語っていうそうです。ちなみに最初からこの正式名称だったわけではなく、元々は「Personl Home Pages」という名称だったものがいろいろあって現在の名称になったようですね。
元々は個人で開発してたものらしいですが、それがプロジェクトグループに移ってPHP3という言語になったそうです。現在の最新バージョンはPHP5ですので、それからも随分と進歩してきたようです。
サーバサイド
PHPはサーバサイドスクリプトの1つで、CGIと同様、動的にWebページを生成するための言語です。HTMLに埋め込む事ができるため、非常にWebに特化していると言われているよーです。PHPはウェブサーバのモジュールとして組み込む事ができる為、CGIよりも高速に動作します。
JavaScriptなどもHTMLに埋め込むタイプのスクリプトですが、JavaScriptはクライアントサイドのため非常に制限が多くあります。クライアントサイドのスクリプトはブラウザの種類やバージョンに左右され、ユーザごとに動作が違ったりしますが、PHPはサーバサイド、つまりサーバ上で動かすためこのようなことはありません。
スクリプト言語
C言語やC++などはソースコードをコンパイルしなければ実行できないというプログラム言語ですが、PHPはソースを解釈しながら実行するスクリプト言語です。コンパイルはPHPの内部で勝手に(笑)行われているため特に意識する必要はありません。コンパイルの作業が必要なく、ソースを書き終えたらすぐに確認できるので開発の手間がかかりません。
PHPのメリット
日本語もマニュアルが完備されており、いつでもオンラインで参照できるため学習も容易です。PHPではスクリプトにエラーが発生すると、そのエラー情報が行番号付きでブラウザに出力されるため、開発やデバックも容易です。さらに、スクリプト言語なのでコンパイラやデバッガなどが必要ありません。PHPを始めるのにはテキストエディタとブラウザ、あとはまぁサーバがあればすぐにでも開発できてしまいます。
C言語に類似した言語使用なので勉強した事がある人にはとっつきやすいはずです。さらに、C++のようにオブジェクト指向プログラミングにも対応しています。
型や変数の宣言の必要がなく、非常にシンプルな文法なのでよーするに簡単です。
潔くWebに特化した言語のためWebアプリケーション作成用の組み込み関数などが豊富です。さらには、データベースとの連携も強力にサポートしています。
何より無料というのも大きな特徴。PHPは誰でも無料でダウンロードやインストールができるので、勉強し始めるのに投資も必要ありません。